人様のお話を聴かせていただくしあわせ

人様のお悩みをお聞きしているとき、ふと自分が発した言葉は、自分にも言える、と思わされることがある。

今日、ある特殊な学部を受験する生徒さんの小論文を見ていて、
ああ、腹を括り切れていないな、と思った。

成績の伸びがどうの、という前に、ご自分の意志が揺れている。
だから、それが文章に表れている。
構成もなかなかうまく進まない。

でも、これって、ずっと私たち世代の女性が抱えてきたことかもしれないなあ、と思わされた。
どこかで、自分の殻を破っていない。

その先の向こうへ行くことを自分に許していない。
それは周りの影響なのか、それとも、自分自身の恐れなのかはわからない。

時折成功回避のタイプもいるので、それは見極めなければならないけれど、でも、そこがわかれば、あっと言う間!という経験を何度してきたことだろうか?

振り切る、ということの大切さを思う。