みなさんは、誰かから相談されたら、どう思われますか?
私はもちろん嫌ではなかったし、それに、自分のことを信用してくれていると思ったし、それに何より、昔から、誰かから、
あなたにしか言えない。
と言われて相談されたことが多かったのです。
旦那さんとの夫婦関係のこと、それにまつわる身体の悩み、それに身内の死の原因を他の人には言えなかったことなど。
どうして?というほどにそういう、ちょっと深刻な話をしてくれる人が多かったのです。
でも、反対に私が誰かに何かを話しても、応えてくれる人があまりいませんでした。
どうも私の相談は、誰かにとってはわからないことが多かったようなのでした。
振り返ってみると、その悩みって、私自身の性質というか本質に関わっていたような気がします。
別に自分は相談はするけど、私の為に時間を取るのはもったいないというような話ではなくて・・・。
よくまっすぐしていると言われてきました。
そんなこと言われても、本人だから、まっすぐの意味も、どういう状態を言っているのかもわかりませんでした。
生徒からも、そうそうその彼女の表現を嬉しく思っているわけでもなかったし、むしろ指導せんなんかな?と思っていたその張本人から、
先生は曲解しないから・・・。
と言われて驚いたことがありました。
思えば、何かですぐに悩むから、精神力が弱いと言われたこともあったし、大学時代の同級生の男子からは、
○○さんは強い人やと信じてるから。
と言われて、どっちやねん!?
と思ったことがありました。
そもそも私は、そうだとわかって意地悪を言うことはあまりないのです。
だから、他の人の意地悪を信じることができないのです。
要するに、人は意地悪をしないと思い込んでいるし、不正をしないものだと思い込んでいます。
いろいろ経験した今でも、何も悪くないお嫁さんをいじめるお姑さんが存在するということが信じられないところもあります。
言われることは、ある意味真実なのだろう・・・。
とはいえ、これでもいろいろなところを渡ってきましたから、今では人の話を聞くと、
ああ、それって、○○が暗躍してるんだろうな・・・。
とか、その人のわからないところに何かあるなと思ったり、あるいは、人の感情というのはこういうものなのかなあと思えるようになってきました。
それは客観的に状況を読めるようになってきたということだと思います。
プロは、当然、感情を入れるべきではないと思います。
それは思い切りデフォルトです。
ごく最近、その人は自分にとって親身だと思っていたけれど、ああちゃうなあ・・・(大阪弁で?)と思った人がいたのでした。
ご自分の都合で態度も変えて、ご自分の立場を守っていただけだな、と。
誰だって人間関係だから、相対的なもので、どっちかの状態が変われば、関係性も変わっていくのかもしれません。
でもね、一応プロだしね。
そのプロとしての仕事に疑念が芽生えると、私はもうダメです。
私はそのほかは寛容であれても、仕事に関しては、徹底的にプロ意識を求めます。
ましてや、自分がお金を支払って、それなりの効果を求めているときに、全力でその仕事に掛からず、相手の状態をよくしようとしないのは許せない。
それに、めちゃくちゃ酷いことを言いますが、私なら、目の前の私が言っている状態をもっと早くに気付いて対応していたと思います。
○○だから、解釈の仕方が違うということを懇切に説いてやったと思うのです。
サービスを提供していないのに、お金だけいただくということはしてはいけない。
そういうところ、私はプロが好きです。
何らかのサービスをきちんと提供する人が私は好きです。
私など、私が抱えていたことの原因を理解することは簡単だし、もっと適切に何かを言うこともできたのだと思います。
いろいろな仕事があります。
人の話を聞く仕事。
でも、私の場合、どうも誰かに訊ねてどうの、ということではなくて、自分の足で歩いてわかることのみ取り入れることができるようです。
最近、お経を読むことが好きです。いや、これは昔からですが。どの宗派ということではなくて、祈りの言葉が好きです。
昔息子が通っていたカトリックの幼稚園のお祈りの言葉を読んでは素敵だなあと思っていたし、仏教系の職場でもお祈りの時間は出席したかったものでした。
心を落ち着ける何かはほしい。
でも、人生の意味も、自分の状態も、やっぱり自分で発見していかなければならないのかもしれません。
何かの折に知ったのですが、自分で経験して学ぶものは愚か者で、賢者は歴史から学ぶそうなのですが、私は、どうも自分で歩いてわかることしか採用できないようです。(笑)
でも、その分、自分で歩いて、自分で転んで立ち上がった分、引き出しはたくさんあります。
ということで自分を慰めてあげましょうか?
とはいえ、人のためには役立ちそうです。
しあわせるーむも、いろいろ皆様のお役に立つことができるようにと考えております。
必要と思われたときには、どうぞご連絡くださいね!