小学生向け無料相談

小学生のみなさんへ

困っていることがあったら、聞かせてね

みなさんが学校やおうちのことで困っていることがあったら、先生に聞かせてくださいね。もっといい方法がないか、先生もいっしょに考えます。
もちろん、相談の内容はひみつにします。

たとえば…

  • お父さんとお母さん、仲悪いの?
  • おばあちゃんとお母さん、仲悪いの?
  • よそのお家も、こんな感じなの?
  • お兄ちゃんやお姉ちゃん、弟や妹と比べられて辛いなあ。
  • わたしばかり叱られている気がする。
  • 新しいお父さんや、新しいお母さんとうまくいかない。
  • お家の中に暴力がある
  • 担任の先生が、特定の誰かばかりをいじめているような気がする。
  • 私ばかりが先生に注意されているような気がする。
  • 学校で、教室の中で、暴力やいじめがある。
  • お友だちとのことで、悩んでいる。
  • お友達に嫌な思いしているけれど、これはいじめなのかなあ。

小学生のみなさんへ
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保護者の方へのメッセージ

子どもたちは、大人の私たちが思っているよりも、敏感で、賢く頭を働かせ、周囲の状況を察知して行動しています。
自分でも気づかないほど、その環境に適応しようと必死で心を抑圧して、自分の心を壊していく子もたくさんいます。大人が思っているよりも、たくさん我慢しているのです。

小学生だった娘は、先生の「あなた女の子でしょ。」というような、躾の折に性別を持ち出すことに、「どうして?」と引っかかるタイプだったようです。

そのようなことがあってか、担任の先生には、面談の時など「親として子どもをいうこときかせないと、教室で知りませんよ」と遠回しに責められているように感じていました。先生のお言葉にずいぶん悩んだものでしたが、次に転校した小学校では「小学生ではありがちな普通の態度」とのこと。

先生が異なると、一人の子どもに対してこうも表現が変わるのかと驚いたものです。今なら、正義感の強い娘が、先生の言動を疑問に感じて、すぐには受け入れられなかったのだろうなと分かります。

また、息子には何気なく「あなたはお友だちの悪いこと言わないね。お友だちとのことで、嫌な想いすることないの?」と訊いたことがあります。彼は真に迫った様子で、「ぼく、学校のことなんかで嫌な想いすることなんてない。小さいときから、もっといっぱい悲しい思いをしてきたもん!」と言い出しました。

私たち夫婦や、息子を取り巻く大人たちが、何も言わない子どもたちにどれほどの想いをさせてきたのか…。普段明るく、人のことを思いやる子なだけに、はっとさせられたものでした。私も、子どもをもつ親です。たくさん我慢させてきたのだろうかと、胸の潰れる想いをすることもあります。幸い、今では二人とも成人して、それぞれの道を歩いてくれています。娘は、小さい頃、数年に一度会う大阪のおばあちゃん(私の母)には、それとなく本音を言っていたようです。

よそのおばちゃんだけれど、ここでなら本音を言える。しあわせるーむは、そんな場所にしたいのです。絶対に自分の味方になってくれる人、という存在があると強くなれる。そこまでできなくても、ちょっと頼りになる存在になれないかなあ、と思っています。