ちょっとだけしあわせームーミンのスープカップ

今日は地域の懇親会があります。
夏期講習の締めのような時期に懇親会。
正直、こういう集まりはずいぶん久しく出席していませんでした。
仕事柄人の集まる場所には出入りしないようにしていましたから。
それに正直お酒は得意ではありません。
でも、今日は出なくちゃいけないな、と思って出掛けます。
そしてせっかく皆さんとお食事してくるのだから楽しんで来ようと思っています。

夏期講習中はほぼほぼ缶詰状態。
午前中出掛けることがないわけではないにせよ、とりあえず仕事に集中!となります。
だからこそ着てくるお洋服が雑なものにならないように、あるいはしっかりメイクだけはしておこうと思います。
この日々でダイエットを続けることはちょっと難しいので、それはお休み。
ダイエットがどうのというよりも、規則正しい食生活をしていれば必然的に痩せるということがわかってきました。
朝とお昼をちょっとしっかり、夜をちょっと軽めにいただけばそれだけでも結構落ちそうです。

そんな生活の中で、できるのはときどきネットで本を注文すること。
昨日、ちょっと教材を探していたときに、お料理に関する雑誌の秋号の付録として、大好きなムーミンの絵の付いたスープカップを見つけました。
贅沢かな?と思ったのですが、そのペアのスープカップがどうしても欲しくなって、ポチッとしてしまいました。
こんな風な女の子っぽいお買い物はあまり得意ではありません。
いつもは新しい洗剤を見つけては大喜び、という感じです。あと調理器具とか。

昨日、思い切って買ったメイクボックスが届きました。
たぶん人生で初の、こういう女性らしい、本当に心の底からほしいと思えたお買い物でした。
自分をちょっぴりよく見せるお買い物も、いつもは仕事のため、という目標がありました。
今回はもちろん、自分の寝室のドレッサーはほぼほぼ使わず、リビングでのメイクになりがちで、結構たくさんのかごを使って分散収納だったので、鏡付きの木製の小さなサイズでもたくさん入るメイクボックスを見て、ああ、これ、可愛い!となったのです。
実用としてよりも、可愛くて、ほしいから、という理由で買ってしまったのは、衝動買いしたのは初めてかもしれません。
その決め手になったのが、この時期にお買い物をするとついてくる、黄色い手帳でした。
可愛い鳥の絵の付いた手帳。

こんなお買い物をしたのは、私の人生の中では画期的なことでした。
いつもは、この本を読めばためになる、とか、この音楽を聞きたいだとか、どこか中身のあるもの、どこか役立つもの、そのものがいてくれるから私ウキウキ、ではなくて、どこかに意味がありました。
メイクボックスは意味などないのです。
もちろん収納として片付きはするでしょう。
でもね、可愛かったのです。ほしいと思ったのです。
何かの意味をもって、ではなくて、私のそばに置いておきたいと思ったのです。
それを持っているから自分の○○を、というのではなくて、私が気分良くなるためにほしかったのです。

そんなお買い物をして、私の人生がちょっと変わるような気がしています。