コンビニでおでんを買って、とんでもなくしあわせになったことーちょっと人生が変わるほど。

先日から夏の疲れが出たのか、私だけではなく、家族で調子を崩していました。
正直炊飯器で炊くのはお粥だという日々が続いています。
お粥は飲茶にもあるくらいで大好きだし、載せる具材によっては立派なお食事です。
胃腸が弱ったときには最高です。
温かいひと匙が身体の中に沁みわたる感覚。
炊いたご飯を食べるより、お米本来のおいしさが味わえるとも思います。

そんなある日、パソコンで夏の疲れをいやす食材を見ていたら、納豆だとかキムチがありました。
教室からの帰りにキムチが切れているのを思い出し、コンビニに寄りました。
お気に入りのキムチはあるのですが、スーパーもドラッグストアももう開いている時間ではありません。

コンビニに行くと、大好きなNさんがおられました。
このお兄さんは、実は娘と同じ頃に生まれたお兄さんですが、このコンビニでは私とNさんが仲良しだというので、ほかのレジの人が、自分がレジをしていいのかな?と思ってしまったと悩ませてしまったくらいの仲良しです。(笑)

キムチを選んで、そしたら、なぜかおでんに目が行きました。
主婦は、おでんなんて家で作るもの、と思っています。買ったことがないとは言いませんが、まあね、割高だし、買おうとは思わないしできれば避けて通りたい。
でも、おつゆを飲めば結構栄養ありそうだし、大根なら食べられそうだし、と大根とこんにゃくを人数分買いました。そして厚揚げを一つ。
それを持って行くと、蓋をする前にNさんが、ちょっともったいぶって、

実はー、今キャンペーンやっていて、○○だと一つ着いてくるんですよ・・・。

と言って、おでんのところまで行って、

どれにします?○○円のからどうぞ・・・。

と言って、選択肢になっている具材を読み上げてくれました。

がんも!

と選んだその一つを家に持って帰ったらえらく喜ばれて食べてもらえたのです。
高いから、と買わないのではなくて、直感で家族を思って、思い切って買ったら、Nさんのおかげで楽しくなって、ちょっと家族の体調がよくなる気がしたのです。
というより、なぜかその辺りにほのぼのとした雰囲気を感じることができたのです。

仲がいいということはいいことです。
誰かが誰かを思ってしたことって大抵いい事につながります。
なぜなら心の交流があるから。
感謝の気持ちを表現すればみんなの心が温かくなります。

もちろんいつもは倹約モードです。
でもね、こういう時にちょっと奮発するのはいい事なのだと思った次第です。