今日はクリスマス。ー思い出の12月25日。

もう何年前になるのかな?
12月25日に、ある会合があって、予備校に行った。
いつもは一緒に働いていらっしゃる先生方が授業されているのを横目で見ながら、非常勤講師の私は、集められたメンバーの一人としてその場にいた。
卒業生が、最近、電話で、大学も前期と後期に15週ずつしっかり授業しなければならなくて、クリスマスの日に授業したくない先生と、抗議に出席したくない学生とで、なんとも言えない雰囲気の中での授業になったという話を聞いたんですよ・・、なんて冗談みたいな話をしていたが、当時の私もいくら仕事とはいえ、25日に予備校に来るのだなあ・・・、と複雑な思いをしたのだった。私もその後、大学で授業させていただく機会があったので、その、前期、後期15週授業をしなければならないことくらいは今ならは知ってはいる。
大変な時代になったものだ。
私たちの頃は、その頃はもう、定期演奏会を終え、冬休み、という雰囲気だったし、大学の授業で、出席しなければ絶対にダメ、というようなものはあまりなかった。

話は戻って、その日は、車に乗せてもらって、その会合が終わったら、みんなでどこかに行ったのだろう。
前日は、子どもたちの関係者を集めてのお食事に忙しくしていた、はず。(笑)
ちょうど京都で、塾の講師が事件を起こしたとかで、指導するうえでの心構えとしてのお話を聞くために行ったのだと思う。

その日は後で知ったのだけれど、違う意味で特別な日だった。
尊敬する、憧れの(会ったことはないけど。)苦労人の、ある難しい試験を突破した遅咲きの方が、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を引用して(実際には話題に出して?)、ご自分が言葉を掛けなければならない人のこころに響くように、一生懸命にお話されたのだった。
後である本を読んで、ああ、あの時間に、クリスマスのその日に、『クリスマス・キャロル』を使って話されたのだな、と思った。

なかなかの有名人である。
そうそう年齢も変わらないはずである。
会ったこともないのに、お人柄が感じられる。
いつか会えるのだろうか?
たぶん無理だろうな。
その方に異動があって、たまたまそのことを知る機会があったら、ああ、今、あちらにいらっしゃるのね!とまるで古い知り合いであるかのように思ってしまう。

そんな人っている。
会ったこともなくても、何となく人柄が感じられる人。
特に文章ではウソが着けない。たぶん。
と信じたいけど、どうなのだろう。
などと思うようになるなんて、大人になったということかな。