もつ+天ぷらうどんを食べてきました。小矢部メルヘン道の駅で。

ちょっと最近私が不調だったので、あまり楽しくなさそうな母をどこかに連れて行こうと思い、距離的に小矢部のアウトレットだといいかな?と思っていた。以前、福岡町のファクトリー・ミュージアムで行われた「論語」の会があり、その後の「哲学カフェ」にもお誘いいただいたら、なんとお昼ご飯を食べなければならなくなった。そこでお知り合いの方と近くにあったおうどん屋さんで、もつ味噌煮込みうどんを頼んだら、とんでもなくおいしかった。具材がたくさんで、これはお値打ち!もつだけではなくて、エビの天ぷらも入っていた。ファクトリー・ミュージアムの戻ってお聞きしてみたら、
「あれ、けっこうハマるんですよ!」とのこと。
正直もつ煮込みうどんは、食べられるのか自信がなかった。けれど、前を通って、もしもお店が開いていたら入ってみたい、と思うほどには気に入ってしまった。
今日、アウトレットに行く途中、その話をしていたら、母が、
行ってみたい!
と言ったけど、まさか食べたい!と言うとは思わなかった。
お店は開いていなかった。
そこで、小矢部メルヘン道の駅に行ってみよう!きっとおうどんあるよ!
と言って出掛けたら、どこかで聞いたことのあるおうどん屋さんの「田舎」があった。
直感的にここはおいしいに決まってる!と思って、メニューの写真を見ていたら、もつうどんと天ぷらうどんは別物であった。
母はさっさとなぜか変更し、白エビかき揚げ氷見うどんを選んでいた。
私は、これがドッキングしたものが食べたい!と言ったら、
二つ食べたら?
といつものように、とんでもなく能天気に言われた。
太るでしょ?ただでさえダイエット至上命令!的な話で、いつもは炭水化物は取らないのである。
今日は特別。10日ほどの不調から昨日復活したから。

そこで、注文するレジで、わがままなことを言ってみた。
もつ煮込みうどんと天ぷらうどんを一緒にしたようなものを食べたいのですが・・・。
と話すと、もつうどんはもつ煮込みうどんではありませんが・・・、とのことだったがエビの天ぷらをトッピングとして入れられるとのことだった。
ああ、言ってみるものだ!と思った。

母の白エビかき揚げ氷見うどんは上品な味わいであったが、今の私には、もつ天ぷらうどんのちょっと味が濃い目がありがたかった。

お店の窓から見える山が美しくて、お嬢様(母のこと)はお気に召されたらしい。(笑)
景色がきれい・・・。
と子どものように喜んでおられた。(笑)

道の駅、って楽しくない?と喜んで、野菜売り場に行く。
私は道の駅の野菜が大好きである。
だいたいこういうところに私を連れて行くのが間違いである。
入り口には梅が袋売りで並んでいた。
先日から梅の仕事がしたい・・・、と思っていたけど、諦めていた。けど、目の前にはおいしそうな梅。フレッシュな紫蘇。しかもレシピがある。
お店の人を捕まえてあれこれ質問する。
結局、梅干しと梅シロップと紫蘇ジュースを作ることにしてしまった。
この野菜の誘惑には勝てない。
かつて新婚の頃、生協のおまかせ野菜とかに入っていた、冬瓜を始めて見たとき、どうして調理するのか?と思いながらこわごわ調理してみた。料理全集に載っていたのを何とか作った。
なんでも夏の野菜なのだけれど、冬まで持つから冬瓜なのだとか。
思えば若いころからあれこれ作って来て、本当にそのレシピが身体に沁みついてしまっているようなものもたくさんある。
新鮮に光っているお野菜を見たら、あれを作ろう、これを作ろう、と次から次へと楽しい想像をしてしまう。
殊更夏野菜が好きである。
子どもたちの世話で、学校のある時よりはるかに忙しかった夏休み。学校勤務だと自分も学校がお休みで、仕事しているより忙しかった。
自分も含めて毎日の食事の世話に追われた。
毎日ちょっと変わった料理を出そうとオレンジページやレタスクラブを読んでは研究していた。

私は少女時代の娘や少年時代の息子との生活を丁寧に丁寧に味わいたかった。
やっぱり生活は丁寧にしたい。
一日一日を愛おしむように。

それは誰であっても同じである。
一緒にいる時間を丁寧に生きたい。

ところで、帰りに福岡町のもつ味噌煮込みうどんのお店の前を通ったら、そのお店の名前が「田舎」だった。
どおりでおいしわけで・・・。