工夫することの楽しさ

あなた任せで、周りが自分に合わせてくれることばかりを願う人生なんて、いったい何が面白いだろうか・・・?
ときに少々難しいことの一つや二つ起こってくれて、それを乗り越え続けることが楽しいのではないだろうか?

かつて新卒で勤めた学校で、私は逃げようもなく、3人の強者の方々にお仕えする形となった。
それはもう、やめる選択をするのでもなかったら、逃れられない人たちだった。
そこで、それぞれの方々に、最初は不足を思いもし、なんで、そんなこと言われなきゃならないのだろう・・・?とも思ったけれど、逃れようがなかったので、それぞれに工夫してお付き合いした。

挨拶の仕方、注意されたときの返し方。
それよりなにより受け止め方。
言っていただいたことをどう自分の中で受け止め、気づいたことを実行していくかということ。
それをひたすら実行した。

そのうちその3人からとっても気に入られて、それこそ退職するときは大変だった。

その人たちに感謝しているか・・・?
ということになると、その出来事に遭遇して、それを乗り越えらえたことに感謝しているという方が正しいかな?
それぞれの利害関係の中で、それぞれに思いはおありだっただろう。
でも、思っていただいた分は感謝している。
でも、だからと言って、それ以上お付き合いするとか、それ以後、どういう生き方をされているか?ということについては気にしないでおこうと思う。
だって、私は、次から次へと起こってくることに対応するのに精一杯。
昔の人間関係は思い出の中に取っておく。

それにしても、いつも今が精一杯。
どうしてこうも、いろいろな人に出会うのだろう。
そして、この人だけは・・・、という人とは、どれだけその人から離れようとしても無理、という人はおられるのだと実感している。
どうせ、その筋では前世からの因縁とでもいうことになるのだろうけれど・・・。

全然趣味も好みも好きなものも違うと思うんだけどなあ・・・。