クリーニングに出して、思うこと

私たちは毎日衣服にお世話になって生きています。
どれだけいい仕事をしようとも、衣服がなければ伝わらないと思います。
本質をパッと見せつけられて、それを味わえ、と言われても、やはり視覚から、印象から判断するのが人間です。
だから、私はクリーニングしてくださる人に思い切り感謝しています。
お洋服を買ったら、そこにはメンテナンスが必要です。
なるべく手洗いできるものを選び、着てはすぐに洗うようにしていますが、ドライクリーニングのものは、生地の傷むことも考慮して、季節ごとにクリーニングに出すことになりますが、私など、ついついサボってしまって・・・、ということになります。

実は、年末にクリーニングに出しました。
どういうやつだ!?と思われそうですが、それには訳がありました。
ある年、なかなかクリーニング屋さんに行くこともできなかったので、どこかで知った、ネットでのクリーニングに出してみたのです。
取りに来てもらえるし、持って来てもらえるのです。
それを試してみたら、なんととんでもなくきれいに仕上がって、それからは、なるべくそちらにお願いすることにしました。
でも以前行われていたキャンペーンがなかなか実施されなくて、ちょっと躊躇していたのです。
そしたら、年末に詰め放題キャンペーン、というのが実施され、これだ!と思った私は、スーツやらコートやら、あれこれ思いつくままに出してみました。

というわけです。

毎日生徒さんと接する仕事です。
だから、衣服には気を遣います。
その衣服のメンテナンスをしてもらえるお店には感謝です!

同様に靴は自分でメンテナンスをするようにしていますが、かかとなどの修理はどうしても業者さんにお世話になることになります。

かつて大学の経済学の時間に、靴修理の方に、急いでるから早くして!とお願いしたら、持って帰って!と怒られた。
職人さんというのは自分の仕事に誇りがあるから・・・、と先生が言っておられたのを思い出します。

本当に職人さんによるお仕事だなあ、と思わされるお仕事です。
クリーニング屋さんと同じように、衣服を大事にしなければ、と思います。
だって、着る人でない人が、これほどお洋服を大事に思ってくださっているのです。
生徒さんと対するために大事な衣服。

クリーニング屋さんは間接的に私の仕事に大いに役立ってくださっているのですから。

いい仕事に出会うと、とんでもなくしあわせになります。